「で?俺様のファンか?こいつは」
さっきの偉そうな人はニヤッと笑ってそう言った
『違いますけども』
私は翼にいれてもらったイチゴ・オレに一口口をつけ、即答した
「もー、たっくん、さくちゃんはそんな子じゃなーいー!!!」
翼はプクッと頬を膨らませた
「そうだぜ~拓斗~、嬢はな~俺等二人の姫候補だよ~」
「そうそう!そうだよっ」
「チッ」
偉そうな男は不服そう舌打ちをしてチャラチャラした男同様にクッキーを食べ始めた
「で~、いいの~?嬢を姫にして~」
「いいんじゃね?俺は賛成~」
さっきのチャラチャラした男はニカッと笑ってそういった
私はその横の紅茶を飲んでいた人を見るとその人は
「拓斗に任せる」
とそれだけ言ってまた紅茶を飲んだ

