『ていうかこの高校、2年前まで男子校だったしそれに・・・

不良校だったよね、花梨なんでこんな所選んだわけ?』



そう、



私は普通に花梨と同じ学校に決めたけど昨日まで男子校だった事や不良校だったことは知らなかった



まあ私は元から成績悪いから別に通ってても何も言われないかもしれないけど



毎回学年1位を独占していた花梨が・・・あの花梨がこの学校を通うなんて・・・








「・・・私彼氏いないじゃん?」



『ブハッ・・・!!』



「ちょ!!桜汚いわよッ!!!!」








動揺して私は今話しながら飲んでいたイチゴ・オレを噴いてしまった



『ご、ごめ・・・はい、続けて』



「それでね、・・・この学校にアイドル並みの超美形男子達が居るって噂で耳にした訳よ!!!

もう私入学するしかないッ!・・・って思ってここにしたのー」



『へー・・・アイドル並みの美形集団ねー・・・』



「違うわよ桜!超よ!超美形らしいの!!」



『んー・・・あんま興味ないなー

私やっぱ花梨が大好きだからさー・・・男子とかいらない』



「も、もうッ!!桜ったら次から次に可愛いこというじゃないの!!!
私もだーい好きよッ!」



そういって花梨は私に抱き付いてきた



花梨は抱きつき魔だ



でも嫌ではない、むしろ大歓迎だ