『バイクって・・・ふーん・・・』



まあ驚けないよね、だって一応不良なんだし?



駐輪場についた後、翼は自分のバイクに鍵をさし私にヘルメットを渡してきた



「はいっ!さくちゃんのヘルメットだよー!!」



渡されたヘルメットは黒と白のヘルメットで、可愛くゴーグルもついていた



『用意してくれたの??』



「うんっ!!4限終わったときさくちゃん教室行っちゃったでしょ??

その後すぐに用意したんだーっ!!」



『ありがと、翼』



「えへへ!いいよー!!」



翼は少し照れていてまた、ニコニコしていた



私はそのヘルメットを被り、翼の後ろにのった



「さくちゃん、ちゃんと掴まっててね??

危ないから!」



翼はそういって私の手を持って、自分腰に手を巻きつかせた



翼は凄く細くてびっくりしたけどやっぱり男の子なんだなーと思った







「じゃ、しゅっぱーつっ!」






翼はブルンブルン、とエンジン音をならしスピードを出して進みだした