それを聞いた昴はいきなり私の手を引くと、またスタスタと歩き始めた 今度は私の歩幅に合わせて 神社の中はもうすっかり賑やかで、遠くから聞こえる太鼓の音や、人の笑い声、話し声で溢れていた 屋台もたくさん連なっていて、かき氷や焼きそばなどの文字が目立つ もちろんりんご飴の文字もあった 昴は無言で私とりんご飴の屋台へ向かった こんな凄い人混みの中なのに、昴は上手く人の間を通る 後ろにいる私をも庇いながら