「行くぞ」




昴は私から目線を逸らし、時計を一瞬みた

そしてスタスタと1人歩いて行った





『あっ、昴!』




私は下駄で昴の後をおいかけた











昴に追いつくと、そこはもう立派な神社の目の前で




神社はもう既に始まっていた祭りを楽しむ人たちで賑やかになっていた








『神社・・大きい・・・・・』






息を呑む私に昴はフッ、と小さく微笑んだ





珍しいそれを見た私は動揺して俯き、





『りんごあめ・・・食べたい』





ふとりんご飴のことを思い出し、そう言った