その夜、僕は寝れずにいた

泣き疲れても寝ることができなかったのだ





すると兄の声が聞こえたような気がした






「翼、・・・翼」



幻聴だと思った

でもその後僕の体の中に得体の知れない何かが入った感覚に襲われた




昏睡状態の兄だ





もう逃げられないね







・・・兄からは










双子は元々一つの魂だったんですよ

榊がいつか言ってた





僕は兄さんを受け入れた、これが定めだと







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