「ふふ、やっと起きた!!!
桜・・・寝顔可愛いねっ」
ことりは欠伸している私を見ながらニコッと笑った
『ね・・・が・・・お・・・?!』
不味い!!!・・・涎とか出てたら・・・本当に・・・ヤバい
私はパッと、自分の口元をおさえた
「涎なんて出てねーよ」
京香は一口、ピーチティーを飲みながらそう言った
なんで分かったんだろうか、と不思議に思っていると、コンコン、と部屋の扉をノックする音と
「ことりいるか?」
という新の声が聞こえた
―――・・・そうだ
新とことり、一緒に寝るんだったな・・・
王様ゲームでそうなっちゃったもんね
でも良かったよね、新
もしことりが"違う男と一緒に寝る"なんて事になったら・・・可哀想だ
「あ、新来たっ!!!
じゃーまた明日ねっ!!!京香、桜!!」
「おう」
『いってらっしゃい』
私達は着替えなのか小さめのバックを持ったことりに手を振って見送った
ことり、幸せそうだ
凄く・・・
―――羨ましい

