「どうした・・・?!」



翼の異変を察したらしく、あんなに凄い勢いで食べていた皆が血相を変えて駆け寄って来た



『翼がいきなり、っ!!』



私がそこまで言うと、誠と昴が翼をゆっくりと寝かせ、前に誠が持っていたあの紫の蝶が綺麗に目立つ扇子をどこからか出した



そしてパタパタと翼に扇ぎだした



昴はさっき翼が"祥さん"と呼んでいた人におしぼりを貰って、翼の汗を拭いていた



私はただ呆然とその光景を見ていた
















翼は―――・・・





翼は何を背負っているの・・・?





何を背負って生きているの・・・?