『え、本当にここに泊まるの?』



「うん?そうだよ??」



翼は平然とした顔でそう言った



え、だってさ・・ここ・・・



すっごい大きい旅館だし・・・それに・・・"貸切"って書いてあるじゃん!!!



『貸切って・・・』



「毎年だよっ、毎年!」



翼はニコニコしながら私を連れて旅館の中に入っていった












「お久し振りで御座います、坊ちゃん」



「やめてよ、坊ちゃんなんて・・・皆居るんだからっ」



「失礼致しました、翼様」



長身の男の人としゃべっている翼



"坊ちゃん"・・・・・・?






「桜、早く部屋行こう!」



私が考えているとことりが私を呼んだ



『うん、分かった』



私はことりと京香に連れられ、一緒に部屋に向かった