「それ、桜の水着選ぶのか」



京香はやっと口を開いた



「あ~、そうだぜ~」



遥も色々な水着を持ちながらそう言った



京香は"そうか、"と呟きフラッと人ごみに入っていった



ことりは"じゃあね!!!"と私達に言い京香のほうへ走っていった







「ねえ、さくちゃん!!どれがいい??」



翼は自分の持っている水着を広げ、私に見せた



翼の持っている水着は全てふりふりしたスカート型で凄く可愛い



「こっちもいっぱいとってきたぜ~」



遥も同様に持っている水着を広げた



遥の持っている水着は・・・・・・想像通り・・・すぐ脱げちゃうんじゃないかと思うくらいの紐パンツのものなどだ



・・・。






『・・・これがいい』



私は遥と翼と自分の持っている水着を比べ、自分の持っていた白黒の水玉で、胸元に大きなリボンが特徴的な水着を選んだ




その水着はショートパンツもついていて、凄く可愛かった




「まあ~嬢らしいな~」



「そうだねっ!!!それにしようっ」



二人はそういうとそさくさと自分が持っていた水着を元の場所に直し、私が持っていたほかの水着を直した



そして翼は私が選んだ水着をレジに持っていっていた