『っ、・・・い、やっ・・・・・・!!!!!』
パッと目を開けると黒と紫の部屋で部屋中遥の香水の匂いがした
『はぁっ・・・・・・っ、』
私は額に薄っすら汗を浮かべながらひっそりと泣いた
デジタル時計が7時を教えてくれていた
早いかな、と思いながらも起きた
そしてジャージからショートパンツと半そでに着替えてリビングに向かった
「おはよう~、桜ちゃん~!
早起きね~」
リビングにはマナミさんがいた
『ちょっと嫌な夢をみたんです』
私はそういって俯き、昨日の夜座った席に座った
「そうなの~・・・桜ちゃん・・・辛そうね」
『え?』
「昨日来た時からずっと辛そうな顔してるもの・・・
今朝だって・・・泣いてたんでしょ?」
『、』
マナミさんは眉毛をさげて自分の事のような顔をしていた

