私はわたし





『楓麻様、昨日はどうなされたんですか?途中で帰ってしまうなんて……』

『あの女は皆様のなんですか!?』

『何か弱みでも握りて仕方なく一緒にいるだけですね?』

『楓麻様からあんな女に関わるはずないですものね』



………うるせー


なんでこんなに口が動くんだ



あいつらを見ると



快音と望はいつも通り優しく接して
女が苦手の伊月は嫌そうな顔をして暴言を吐いて
優翔は何もないかのように落ち着いている