『……りょーかいで、もう1つの仕事は?』


「あー、上からこないから適当に絞めとけば?血蝶さん」


『はぁ~、とりあえず瑠璃の情報よろしくな』


「はいはい。あと、間違えても瑠華みたいに希龍に入り浸りすんなよ。お前は瑠華の代わりなんだからさ――あと、一応姉なんだから少しは瑠華の心配してやれよ。そして、

空乱クウランはお前次第だからな」



ブチッ



電話をきると


『はぁ~、姉って言われてもね…確かに戸籍上は姉だけど…

でも、空乱のため、あの人のために此処に来たからにはやり遂げないと…

希龍を……………



潰さないと。』