『瑠璃、美味しかったよ』



『ありがとう♪』



『転校初日にいきなりすみませんでした。瑠璃もいろいろとやることがあると思いますので、今日はこの辺で戻りましょう。』




優翔の一言で皆は部屋に戻っていったが



『伊月?楓麻?』



扉の前で二人は振り返り



『その作り笑顔止めた方がいいよ』

『おまえの作り笑顔は完璧すぎて、逆に怖いから(笑)』



とだけ言い、戻っていった




扉が閉まると



『関係ねーだろ。でも、まー、あいつが目をつけた理由が分かったわ。希龍を嫌う訳が……』