私はわたし





――――希龍side――――


楓『伊月…できたか?』


伊『いや……情報どころか…名前さえ出てこない』


楓『名前も?』


快『偽名ってことか』


望『瑠璃じゃないの…』


優『でも、冷姫の時は情報は出てきませんでしたが名前はでてきました』


伊『二人の情報…特に瑠璃の情報を守ってるやつがいるってことか………』


望『でも、伊月を超えるハッカーって……』



望の言葉で皆は二人の人物を思い浮かべた




楓『―…まさかな…』



夜姫がまだこっちにいるはずがない、だとしたらもう一人しかいない



でも、もう一人の人物の存在を希龍は信じたくなかった


――………蘭佐ランサ……






――――希龍sidend――――