私はわたし





そこには数人の男がいた



『おー望じゃん珍しいなこの時間に来るの。ところで隣の美人さんは誰?』



明らかに軽そうなやつが話しかけてきた



『この子は転校生の瑠璃ちゃんだよ』



望があたしの紹介をしたがあたしはある一点を見て固まっていた



あたしは屋上に掲げられ風になびいていた旗を見ると呟いた



『……龍…関東龍族連盟の旗………』


すると望は驚いた様子で



『龍族連盟知ってるんだ!!僕らは龍族のトップに立つ希龍だよ。』


『え…』





その時あたしは、あることを思いついた