私はわたし





『じゃあ屋上に行こ☆』



『え?…ちょっと、待って』



断る前に望に手を引かれ屋上に連れていかれた



『望、屋上ってこの階段じゃないの?』



と上に続く階段を指差すが



『あー、確かに屋上に続いてるけど、西校舎の屋上は入れないから、北校舎のに行くんだよ』



と北校舎の屋上まだ走らされた




『望!!早い…』


『そーかな…でも瑠璃も息切れしてないね
体力あるんだね』



望はそう言いながら屋上への扉を開けた