私はわたし




順番がきてあたしと伊月の番になった



『あ~伊月くん瑠璃ちゃんとい~な』


快音にいろいろ言われながらあたし達は出発した



あたしと伊月は無言のまま歩きお寺に着くと貝殻を持ってまた無言で歩き出した



『・・・』『・・・』


なんか



気まずい




なにか話そうと考えていると


『あのさ・・・』


林が開けて海が見れる場所に着くと
伊月が足を止めて話かけてきた