私はわたし



あたしは4番だ。


『・・・4番誰?』


近くから聞こえ


『あたし4番だよ。』


と、振り向くと


『あ』『あ』


あたしと相手の声が被った



『い、伊月・・』



伊月にはこの旅行中なんか避けられてた感じがするから正直嫌だった




『よ、よろしく・・・』

『・・・・・・ハァ、よろしく』



この時は伊月があんなことを思っているとは思っていなかった