1時限目が始まった
舞の苦手な数学だった
「はう~全然わかんないよ~。」
「どこがわかんないの?」
嶺!教えてくれるの?
「ここなんだけど、、、」
「ここは、こうなる。」
分かりやすい。
「嶺、教えるの上手~」
嶺は少し微笑んだ
初めて見る笑顔に
ときめいた
「どうした?顔赤いよ?」
なんかいきなりキャラが変わった?
「ううん。なんでもない!」

休み時間舞はトイレへと席を立った
「ちょっと来いよ」
舞はクラスの女子に呼ばれた
「あんた、響たちのなんなの?」
「友達、、ですかね?」
「はぁ?はっきりしろよ!」
舞が遅いので探しに来た響たち
が来た
「お前ら何してんだよ!」
「ひ、響!」
女子が1歩下がった
嶺は舞の手を引き自分の体の方に寄せた
「2度とコイツに手を出すな」
低く冷たい声で言った
「舞!大丈夫?何かされてない?」
「うん。大丈夫。ありがとう。」
「早く教室戻るぞ。」
3人がすごくかっこよくみえた
まるで騎士のようだった