話を整理し、少し落ち着いた。
部屋に戻り学校へ行く準備してから
リビングへ降りた。
リビングから話声が聞こえて
私は立ち止まった
「嶺、舞ちゃんにあの話したんだ。
だいじょぶだった?」
「少しショック受けてた。」
「ま、いつかははなさねえといけねえんだし。」
ガチャ
リビングへ入った。
「あ、僕考えたんだ!この家のルール。」
裕太は少し大きめの紙を出した。
そこには、こう書かれていた。
   ~ルール~
1.敬語禁止
2.名前を呼び捨てで呼ぶ
3.登下校は4人一緒に
4.破った人は、一生僕の手料理!

「おい、なんだよ!これ。」
響が怒鳴った
「僕は本気だからね♪」
裕太は笑っていた
「僕らは、舞って呼ぶから、舞は
タメでちゃんとしゃべるんだよ!」
「はい。」
「ほら、敬語禁止!」
「う、うん。」
「それでよし!」
その紙はリビングの壁に貼られた。


翌日の朝
私は一番に起きた
朝ごはんをつくった
メニューは味噌汁と魚とご飯
おいしくできた・・・と、思う
裕太が起きてきた
「ふわあ~あ、おはよ、舞。」
「おはよう、裕太」
「なにこれ!めっちゃうまそ~」
無邪気な子供みたい
「早く食べたいからみんな起こしてくる~」
裕太は階段を駆け上っていった。
1分もしないうちにみんなが起きてきた
みんなが席についた
「「「「いただきます」」」」
「おいしーい」
「うま」
「・・・うん」
「本当?よかった。」

「「「「ごちそうさま」」」」

「僕今日出かけるんだけどみんなは?」
「俺も今日はレッスン。」
「へ?嶺さ、嶺なにかやってるの?」
「うん、ダンス。」
「すごーい」
「で、舞と響は?」
「俺はとくに。」
「私も」
「じゃ、留守番よろしく。」
え!今日は響と2人きりなの?

「いってきまーす」
「いってきます」