《修也side》

「健たち、大丈夫かな」

「ねぇ、修ちゃん……」

「なんだ?」

「あのスピーカーの声の人、何なんだろう、なんか知ってる声のような気がするんだけど……」

「そんなことはねぇだろ」

「うん……、勘違いかもね」


俺たちは今、旧校舎の裏に隠れている… ここならゼッタイ見つからないそんな自信があった














プツン

(須藤あかり、鬼に見つかり死亡、残り、高橋光奈、三原修也、新崎健)


「あかりが、死んだ?」


どうゆうことだ、見つかったら死ぬってことか


「光奈、今すぐ逃げるぞ」

「あかり……、あかりー」

光奈は、放心状態だった


「光奈、しっかりしろ!」

「しゅ、う、ちゃん」

「早くこい!」


俺と光奈は、急いで、校門に向かった……



ダメだ……、完全に閉まってる

乗り越えたいけど、放心状態の光奈を置いていけない……





(さぁ、スタートから一時間が経過したよ、残り二時間だ、隠れきれるかな?)



もうあれから一時間もたったのか


健は無事だろうか…

俺たちはいったいどうなるんだ