◉◉◉ 俺たちはキチガイじゃねぇ!◉◉◉

堀江『奈緒美。大丈夫か?』

奈緒美『何で?もう大丈夫よ』


堀江『そうじゃないんだ。あの事だよ…。』


奈緒美『うん。私はもう気にしてないよ。』


堀江『なら、いいけどお兄ちゃんこんなんだけど話ぐらい聞けるからな!』


奈緒美『ありがとうお兄ちゃん!』


奈緒美『でもお兄ちゃんに言うと、事が大きくなるだけだから。』


堀江『そんな事ないよ!お兄ちゃんいつだってお前の見方だからな!』


奈緒美『お兄ちゃん覚えてる?私が駆け落ちした時?』


堀江『ああ。あのクソやろうな。忘れた!』


奈緒美『お兄ちゃん。俺の妹をさらうとはいい度胸だ!って。


『あれ、あたしがさらったのよ』


堀江『あ?そうなのか。』


奈緒美『それに、わざわざ探しに来て、『出て行くなら俺に見つからんように行け!』って』


『私、ブラジルに居たのよ。』


『地球の真裏にいたってお兄ちゃんから逃げれないわよ。』


堀江『・・・でも、ほら!』


奈緒美『いいよ、ありがとうお兄ちゃん!』




テル『おい!ちょっといいか?』