◉◉◉ 俺たちはキチガイじゃねぇ!◉◉◉

二階は外からの光も音も遮断されていて、中に入ると異様な冷たさを肌に感じ、耳がキューッとなり

一歩、足を前に出すたび、物が雑然としいて捜索に困難をきわめていた。


アイム『これ絶対、出るよね〜。』


テル『は?探してんだろ!ちゃんと探せよ』


アイム『香織さ〜ん。そーっとでてきてね〜』


ヨシコ『香織!いいかげんにしな!あんたまたイタズラしたでしょ!』


テル『香織チャーン!イタズラはよくないよー』



その時だった、アイムのライトの先に見える奥のおもちゃ置き場に座る、一体の日本人形がその棚から落ちた。


       ガタン。


アイム『何で落ちた?』



そして、日本人形は、首を横に振り、コチラに気付くと、向かって走って来た!



『ふーざーけーるーなー!!!!』



アイム『キャーーーーー』




アイムはパニックで一目散に走った。

しかし、アイムは恐怖のあまり人形に向かって走って行った。






     ボコーーン!