◉◉◉ 俺たちはキチガイじゃねぇ!◉◉◉

ヨシコ『あっ!香織〜!!』

倉庫のドアの隙間からクビだけがこちらを見ていた。


アイム『でた〜!!!』



テル『よっしゃ!俺は倉庫の左から行くぜ!』



ヨシコ『OK!私は右から攻めるからアイム君は入り口見張ってて!』




アイム『吐きそう。』




倉庫に入ると、そこには古い雑誌やインテリア、旅館の備品が綺麗に並んでいた。

倉庫は二階建てになっており、二階はほとんど荷物が埋まっていて誰も近づかなくなっていた。


ヨシコ『テル君!ここには居ないわ!きっと二階に逃げたんだわ!』


テル『二階か〜。これは無理だろ。荷物が邪魔過ぎ!』


ヨシコ『そうね、外から二階にあがろう』



三人は外の壁から二階の扉をぶち壊し、中へと入って行った。