その夜、堀江は奈緒美の横に『くっついていた』ヨシコも心配で駆けつけてくれていた。

ヨシコ『奈緒美さん大丈夫ですか?』

堀江『ああ、はしゃぎすぎて、このざまだ。全く。ハハハ』

ヨシコ『でも何もなくてよかった』

堀江『本当に感謝してるよ、それに、』



ヨシコ『よし!』


堀江『?』


ヨシコ『・・・・・』


ヨシコ『・・・・・?!』


ヨシコ『あれ?・・・ん?』


ヨシコ『だめだ。おかしいな?』


堀江『どうしたの?まさか奈緒美が!?』


ヨシコ『いや、気が全然入ってかないの。まるで拒否されてるみたいに。』


ヨシコ『 प्रज्ञापारमिताहृदय 観自在菩薩。行深般若 羅蜜多時。照見五*蘊皆空。 度一切苦厄。』



堀江『?!』



堀江『何故?ヨシコちゃんそれを?』



ヨシコ『やっぱりね』