堀江は湯に浸かりながら、昨日の夜、出会ったヨシコの事を思い出していた。


『あれ・・・何だったんだ?』


『・・・波!』


『・・・・んなわけねーか。』


奇跡など起こる訳もないが、堀江はドキドキしていた。

この町に来てから、温泉、妹の優しさ、出逢いと刺激に触れ、

久しぶりに人生の続きを見たくなっていた。


堀江『お〜い誰か?・・・奈緒美〜?アイム〜?』

堀江は頭を動かしていると何かに触れた。

(ピッ!)


堀江  『あ!』

(うぃ〜〜〜〜〜〜)

女子『キャーーーへんたーい!!』