「無駄だから…これですますぞ↓↓↓」




ある日、1人の冴えない少年は、1人の少女に告白される! 

あたしを殺して下さい。驚く少年。

だけど…少女は告げる。

あたしが死んでも、あなたがあたしになる。もっとあたしのことをしてほしいから。

かくして、冴えない少年は、少女を殺し、少女になったのである。

この物語は、冴えない少年が、主人公の少女を殺した癖に、生き続ける物語である!




「わかったか?」

男は、俺の方を見た。

「わかるか!それに、俺はやってない!」

「それでも、お前はやっている!」

男は、リモコンを右の闇に向けた。

すると、部屋に明かりがついた。

その瞬間、俺は唖然とした。

近いと思っていたスクリーンは、遥か向こうにあった。

画面が大きくて、真っ暗であった為、近くに思ったのだ。


見たこともない広さに、説明できない調度品。

部屋の迫力に圧倒されている僕に、男は鼻を鳴らした。

「今日から…この部屋は、お前のものだ」