〜麻奈side〜

入学してから、1週間、だんだんと、高校生活も慣れてきた。

でも、先生が、ものすごく、うざいことがわかってきた。

「友紀ー!やっと国語終わったねー!!」

「だねーまじうざかった。」

「いつものことだから、しょうがないねw」

「うん…」

「おい、麻奈放課後ミーティングルームに」

「はいはい。」

「麻奈どうしたの?」

「ちょっとねー」

「そっか…ファイトー」

「うん…」

なんで呼ばれたか、わかっている

そして、放課後

「麻奈、じゃあ先、帰るね!」

「わかったーばいばいー」

「ばいばーいっ!」

そして、私はミーティングルームに行った。

そしたら、先生が、もういた。

「おう、どこでもいいから座ってくれ。」

「はーい…」

「学校楽しいか?」

「はい、まあ楽しいですけど…」

「よかった。ここから、本題だが、家庭調査票に親の名前が書いてないんだが…」

「私、親がいないんです。」

「え?」

「私が小さい時に親が離婚して、近所のおばあちゃんに預かってもらってたんですけど、近所のおばあちゃんが、
私が小5の時、死んじゃって…」

「それから、ずっと一人でした。」

「そうだったのか…」

「はい。」

「麻奈って携帯持ってるか?」

「はい。 小4の時に持たされていました。」

「じゃあ、これアドレス。学校で言えない場合メールで教えろよ?」

「はい。」

そして、話も終わり、私は、家に帰った。

「ただいま。」

私は、小学生の頃の癖で帰ったら、「ただいま」と言ってしまう。

一人なのに…

夜ご飯何食べよう…最近、私は、作るのがめんどくさくて、

何も食べないで、寝てしまう。

今日、お疲れたー

寝よっとー

そして、今日も一日が終わった。