『わぁ~!!!!泣かないでやりすぎたよねごめんごめん!』

電話の向こうで焦っている彼の顔が思い浮かぶ


「な、なんでそんなうそつくのぉ…ふぇ~…」

安心し気が抜けて
涙がたくさん流れてくる

『ごめんねっまさかこんな事になるとは…』

完全に焦る彼
私は聞こえるか聞こえないくらいの小さな声でいった

「…しょうなんて嫌い」

そうすると謝り続けていた彼の声が止まった

「??」

『…今から行く』

通話がブチッと切れた

今から…?ってゆうか怒ってた??

「…あぁ!!!部屋汚い掃除しなくちゃぁあ!!!!」

ベッドから飛び降りて
タンスから服をひっつかみ着替えて

掃除を始めた