―――――ピッ、ピッ・・・。



機械的な音がする。



私、何してたんだっけ。




確か、購買で…。



ふと、手にぬくもりを感じた。



うっすらと目を開けて隣を見ると、敬が私の手を握って眠っていた。




―――そうか、私倒れたんだ――。