〜題名の無い小説〜



そんな日々が続き・・・



小学5年生の冬・・・


ついに春がきた・・・



皆さんは、俺がれいかを振った?のは覚えているだろうか?


その時俺は、好きな人がいるといったのだ。



皆さんは、彩香だと思っている事だろう。。。


実は違うのだ。。



里奈である。。。




性格は普通だが、物事をはきはき喋るし、背が小さく、顔も可愛いのだ。



あれから、ちょくちょく目が合っていた気もする。

俺の勘違いなのかもしれないが、

この後、それが勘違いじゃない

ということが確定するのだ。



ある日、里奈と話していたとき・・・



里奈「拓也おはよーー!」

拓也「おう!お、おはよ!」



里奈「あのさ。手紙交換せえへん??」




やっほおおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!

心の中で叫んだのであった。


拓也「い、いいけど、、、なんで急に?」


里奈「え、えと、なんとなく・・・かな。」


拓也「お、おう!わかった・・・」
  {なんやねんーくそー}


里奈「これ・・・書いてきたから・・・

   新しく紙に書いて、明日・・・

   ちょうだい・・?」


拓也「わ・・・わかった!!!」
   {うぉおおおおおおお}



手紙にはこうかかれてあった。。。




「「拓也へ


  初めての手紙緊張する・・・

  なんか、拓也と手紙交換したいなって

  思ってさ!!

  実は・・・拓也の事好きやねん。

  付き合うとかはまだ早すぎるし・・・

  このままでもう少しいたいかも!!

  明日返事まってまーす!!

  里奈より」」






拓也「きたあああああああああああああああああああああああああ」


俺は心の中で叫んだ。


これが正真正銘の初めての恋だ。

帰ってさっそく手紙の返事を書く。


拓也「えーと、今日は、、、晴れです。

   傘はいらないね・・・」

拓也「あーーーーー何書いてんねん!!

   これたただの日記やんけ!!!」


ぐしゃぐしゃっと書いた紙を丸めて捨てる。


男はやっぱり一言だけ・・・そう決めた俺は




「「俺も好きです」」


これだけ書いて、次の日渡したのだ。



その日からか、

ひたすら、授業中


里奈と目が合うようになったのだ。




5分に一回ぐらいのペースで目が合っていた。


こんなにドキドキして、こんなに授業中が楽しいと思った事は初めてだ。


授業が終わると、休み時間それぞれ友達と喋るため、ばいばい・・・と手を振ってくる

俺も鼻の下をのばして、手を振り返すのだ・・・


これが一か月続いた・・・