黙ってれば、芸能人でもおかしくないくらいの雰囲気なのに。
天然でちょっと抜けてるのが難点。
で、気の許した人以外の前では全然話さないから、交遊関係もあまり広くないんだよね。
仲良くなればすっごくなついてくるんだけど。
上品で従順な、彼女。
初めて友里亜を見た時、恐れ多くて話しかけられない!って思ったっけ。
だからこんな地味で平凡な私が、友里亜と友達になろうだなんて、考えもしなかったんだ。
けど、ある日の4時間目の後半、突然後ろから鳴り響いた低い音に驚いたの。
振り向くと友里亜がお腹を押さえてすがるように私を見てたっけ。
グオーッ。ゴコゴゴー。
まさかの腹鳴。しかもこの美貌から?
「お腹で何か飼ってる?」
恐る恐る聞いてみると
「え?生き物飼えるの?ここで?」
って、目を丸くしてお腹と私の顔を交互に見たんだ。
思わず吹き出して、同時に、あーこの子好きかもって思っちゃった。
別に変な意味じゃなくて。
でも、もし私が男だったら、友里亜みたいな子を好きになるだろうなって思ったんだ。
それで、気づいたら『昼休み、一緒にお弁当食べよう』って言ってた。
天然でちょっと抜けてるのが難点。
で、気の許した人以外の前では全然話さないから、交遊関係もあまり広くないんだよね。
仲良くなればすっごくなついてくるんだけど。
上品で従順な、彼女。
初めて友里亜を見た時、恐れ多くて話しかけられない!って思ったっけ。
だからこんな地味で平凡な私が、友里亜と友達になろうだなんて、考えもしなかったんだ。
けど、ある日の4時間目の後半、突然後ろから鳴り響いた低い音に驚いたの。
振り向くと友里亜がお腹を押さえてすがるように私を見てたっけ。
グオーッ。ゴコゴゴー。
まさかの腹鳴。しかもこの美貌から?
「お腹で何か飼ってる?」
恐る恐る聞いてみると
「え?生き物飼えるの?ここで?」
って、目を丸くしてお腹と私の顔を交互に見たんだ。
思わず吹き出して、同時に、あーこの子好きかもって思っちゃった。
別に変な意味じゃなくて。
でも、もし私が男だったら、友里亜みたいな子を好きになるだろうなって思ったんだ。
それで、気づいたら『昼休み、一緒にお弁当食べよう』って言ってた。

