「きずついてない癖に良くいう」



無表情の表情を変えず、ライオンは言う



「ひどいなぁ」



若者は気にしないようにケラケラと、笑っていた





この様子を近くで見ている少女は体を震わせ怯えていた






消される




そう思いながら