「えっ、えーー‼幕末行けるの?」
マジ!?

『マジです。そのかわり、条件があります。』
読心術やめろ。

「条件?何?」

『それは、歴史を変えない事です。』

「……どういう事?」

『君は、これから幕末と言う過去の世界に行きます。いろいろな人と関わって、歴史を変えてしまったら、あなたの存在がなくなります。』

「えっ……」

『だから、未来の事を教えてはいけません。』

「じゃあ、何で幕末に行かせるのさ‼」

『君と言う存在が必要だからです』
意味わからねぇよ!

『では、ご武運を祈ります。』
え?

「待った!最後にあんたは、誰だ?」

『幕末に行けば分かります。』
突然、眩しいくらいに光が放った。

「うわっ!眩しい!?」
春は、意識を放した。

『楽しみにしていまるすよ、野山春。』