春は、すぐ眠りに落ちた。

「ここは、どこ??」
私は、首を左右に振った。マジどこだしあっ‼夢の中だ!!

『ここだよ。こっちへ来て。』

「んっ、冬かな〜」
私は、そそくさして、声の方向に歩いていた。

『こっち、こっち』
だんだん見えてきた。

「冬じゃない。誰??」
そこにいた男性は、肌は、小麦色に焼け、目は前髪で覆われ、着物を着た人だった。

『よく来たね。待っていたよ』
意味が分からん……てか誰だよ。

「どちら様でしょうか⁇」

『私は、君の願いを叶えに来たんだよ』

「……はぁぁーー‼」
ちょっと待ってくよ!いろいろつっこませろ‼私の話聞いてた?スルー!?
あと、願いを叶えに来たってどういう事だよ‼