イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】

「勘違いされればいい」

「なっ・・んぁ・・やめ・・て」

・・・

強引なキスが、

何度も降ってくる。

・・・

どんなに抵抗しても、

そのキスから逃れられない。

・・・

それでも何度も何度も、

永遠の背中を叩き続けた。

・・・

ようやく、離された唇。

・・・

私の目には、涙が溜まっていた。

・・・

「そんな顔するなよ」

永遠の切なげな声が聞こえた。


「…永遠なんて、大っ嫌い!」

・・・

私はその場を逃げるように、

走り去った。

・・・

口紅が崩れるのなんてお構いなしに、

何度も唇を拭った。