イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】

どんどん歩いていく永遠。

・・・

私は何とか言葉を発した。

「私は、勘違いされたくない。

私には、勘違いされたくない人がいるから」

・・・

その言葉に、

足を止めた永遠。

・・・

永遠の事は好きよ。

もちろん、友達として。

・・・

お願いだから、

私の事はそっとしておいて。

・・・

永遠の背中に呟いた。

・・・

「勘違いされたくない人って、

・・・高橋課長?」


・・・

「・・・そうよ」


その答えを聞いた瞬間、

永遠は私を壁に、追いやった。

ほんの数センチの顔と顔。

私は、永遠から目線を逸らすことができなかった。