イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】

「こんな時間に一人か?」

その声は私の知ってる人物のモノだった。


・・・

「…永遠」

やっと振り返る事ができ、

その名を呼んだ。

そして、安堵の溜息をつく。

・・・

「何をそんなにビクついてるんだ?」

首を傾げ、問いかけられ、

でも、怖かったなんて、

なんだか恥ずかしくて言えなかった。

・・・

「ちょっと・・・驚いただけ」

私の答えに、クスッと笑った永遠。

・・・

私は永遠を少し睨んだ。


「誰もいない夜のオフィスは、

怖いよな?」

!!

ズバリ言い当てられ、

赤くなった顔を隠すように、

そっぽを向いた。

・・・