イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】

好きな人と過ごす時間は、

何でこんなに幸せなんだろう?

こんなに幸せなら、

時間が止まればいいのに。

・・・なんて思ってしまう。

・・・

夕方、

まったりと二人の時間を過ごしていたけど、

そろそろ夕食の時間。

「あの、今夜は、私が用意しますね?」


「友子がしてくれるのか?」

航の言葉に笑って頷く。

・・・

「こう見えて、

私、料理は得意なんですよ?

キッチン借りますね?」


「ああ・・・

楽しみに待ってるよ」

・・・

航はリビングに向かい、

私はキッチンで夕食の準備。

・・・

独り暮らしで、料理は得意になった。

でも、

実を言うと、

好きな人に料理を振る舞うのは

初めてだったりする。