「私も一応女なんですからね?

もう少し優しく扱ってください」

憎まれ口をたたく私を、

おかしそうに笑った永遠。

・・・

「誰が女だって?

オレには男にしか見えねえ」


「永遠、アンタ?!」

もう一度叩こうとすると、

咄嗟に身構えた永遠は、

私の腕を簡単に掴んでしまった。

・・・

「こんなほそっこい腕、簡単に

捕まえられる」


「・・・」

「そんな事より!」

突然そう言った永遠は、

私の顔の一気に自分の顔を近づけた。

・・・ち、近い。

「な、何よ、早く言って」




「お前と、高橋課長って、

・・・デキてんの?」

その言葉に、目を見開いた・・・