それを最後に、

永遠は私と距離を置くようになった。

・・・

本当に反省してるんだろう。

自分に好意を持ってくれることは、

嬉しい。

航と、何もなければ、

永遠と付き合っていたかもしれない。

気の合う、いい人だったから。

…ゴメンね、永遠。

・・・

その一方で、

航との交際は順調。

相変わらず、秘密の恋だけど、

それはそれで、

誰にも邪魔されなくて、

幸せだ・・・

・・・

「三浦さん、この書類、

総務部に持って行ってもらえる?」


「はい、わかりました」

「急ぎだから、早急に頼むわ」

「はい」

青木さんに言われ、

足早に総務部に向かっていた。


「キャッ」