そのままコンクリートの壁に向かって投げつけられ。 左足首が変な方向へグキッと曲がった。 「いっ!!!」 思わず声を上げると、すかさずパンダの蹴りが入ってくる。 「黙りなさいよ!」 ガンッ よろけて頭をコンクリートにぶつけてしまう。