しばらくして、彼女たちは動きを止めた。 やっと終わった、と思い唸りながら顔を上げる。 パンダのリーダーはあたしの顔を見て、ふんっと笑った。 「何安心してるのよ。終わったと思うなよ。」 彼女はあたしの前にしゃがみ込む。 「こんだけ教えてもわからないから、少しレベルを上げさせてもらうから。ほら、入ってきていいよー」 その言葉に、教室のドアがガラッとあいて、そこからは5、6人くらいのガラの悪い男たちが入ってきた。