声のした方を見ると、 そこには肩を上下させ、 うっすらと汗をかいた 恭弥くんの姿があった。 「恭弥、くん?」 「百合っ、ごめんなっ!!」 。…え? 「俺っ、今まで、恥ずかしいからって、百合を傷つけてきた…」 「百合が嫌いなわけじゃなくて…っ、百合が初恋だからっ、どうしていいかわかんなくなって、っ」 「恭弥く…」 「手つなぐのも、一緒に弁当食べるのも、全部、百合が初めてなんだよ!っ」