「・・・和樹待つか?」








私の頭を撫でながら、優輔が言った。









「・・・・・・・。」









私は、力強く頷いた。









「そっか・・・、じゃあ俺も一緒に待つ。」









優輔がその場にしゃがみこんだ。









「あのさ・・・・、」









「なに?」









「俺、霊感持ってるんだ。」









優輔が、いきなりそういってきた。