アキが何も言わずに、あたしを引っ張っていく。 特に異論はないのでついていった。 「アキ」 アキが振り向く。 「あたしも見たいのあるんだけど、行ってきていい?」 「うん」 「手、離してほしいんだけど…」 アキがハッとしたように気づいて、 ちょっと寂しそうな顔をして手を離した。 もう、可愛いなぁ。 同級生だったよね、あたしとアキ。 あたしは行きたかったJ-popの棚へ向かった。