俺はいつものように自慢のサラサラヘアーを爽やかにきめて、出かける。


「ピンポーン」


俺はワクワクしながら、毎朝あいつの純粋な笑顔とポニーテールを待つ。

真央は満面の笑みで玄関の扉を開ける。


「おはよう、真央」

「おはよう、翔」

「行こうか?」そう言って、毎日俺はドキドキしながら、真央の手を握る。