★君は俺のすべて★



どうしても電話をかける気にはなれなかった・・・。


「あとで」・・・とりあえず書いた言葉。


俺は真央の声を聞いて、平然としていられる自信がなかった・・・。



母さんは、着替えなどを持ちに、家へ帰っていった。


俺は4人部屋の窓側にいた。


俺は、外ばかりを眺めながら、真央との楽しい想い出を回想していた。


現実から逃げてばかりいた・・・・・。


すると、


「ねぇ、いくつ?高校生?」と隣のベッドにいた女が俺に声をかけてきた。