「…はぁ…はぁはぁ…ここは何処だ?」 走っていたから何処だから分からなくな った。それと同時に違う後悔が襲いかか った。 「…はぁ…ぐほっ!ごほっごほっ!」 咳が止まらない。吐血。生まれつき病気 の症状。走ってしまった事に後悔した。 意識がだんだん薄れて行く。 (私はここで…) その時、さっきまで聞き覚えのあった、 声が響いてきた。 「桜木!?」 …あれ?この人私の名前知らなかったん じゃなかったっけ?その瞬間、私の意識 は途切れた。